ミーガン・ジー・スタリオンのセクハラ裁判に、ラッパーの50セントが不適切発言「女性同士がイチャイチャしても俺は平気」
今週初めにラッパーのミーガン・ジー・スタリオンが元スタッフからセクハラや中傷などで提訴された。
訴えたのは元専属カメラマンのエミリオ・ガルシア。2022年6月にミーガンのツアーに同行、スペインのイビサ島に滞在した。ミーガンは他の女性たちと一緒に夜遊びに出かけたがそこにガルシアも参加した。帰り道、ガルシアとミーガン、他の女性3人で車に乗っていると突然ミーガンは女性の1人とガルシアのそばで性行為を始めたという。ガルシアは「車が動いていて街から離れた場所、しかも外国だったから車からは降りられなかった」と訴状の中で主張。嫌なのに無理やり性行為を見せられたと訴えている。また翌日ミーガンから「昨夜見たことを話すな」と口止めされたことも暴露している。
この報道にラッパーの50セントが反応。ニュースを報じるウェブサイトのスクリーンショットをインスタグラムに投稿すると「この男と弁護士の頭を殴るべきだ。女性2人を気の毒に思う。俺は女性2人がイチャイチャし始めても、嫌な気持ちはしない」とコメント。「私の法廷においてこの事件は却下します」と冗談めかして付け加えた。
これを見たフォロワーから批判が殺到している。「ダブルスタンダードだ」「男性はセクハラを受けないと思っているのか」というコメントが書き込まれている。ちなみに50セントは長年ショーン・コムズと敵対関係にある。コムズは以前から性的暴行や性的人身売買疑惑が浮上していて最近、法機関に自宅を捜査されている。50セントはコムズの疑惑をしつこくSNSでディスり続けている。それを知っているあるフォロワーは「このカメラマンが閉じ込められたのがミーガンではなくコムズの車だったら、セクハラではないとは言わないだろう」と指摘している。50セントはミーガンに関するこの投稿を削除している。
ちなみにガルシアはミーガンから体型を中傷されたこと、賃金が支払われず労働環境が劣悪だったことも裁判で訴えている。ミーガンの弁護士はガルシアの告発を全面否定。「金目当ての訴えだ」とコメントを発表し、法廷で争う姿勢を示している。これからどんな展開を見せるのか続報を待ちたい。
