「脳梗塞」と「熱中症」見分けるポイント…夏の脳梗塞 正しい見極め方
脳梗塞の治療について
<脳梗塞治療の救世主「t-PA」タイムリミットは4時間半> 血管が詰まると、その先の細胞が徐々に壊死していくそうです。大切なのは、なるべくその範囲を狭く留める事。「t-PA」は血栓を溶かして血流を再開させる脳梗塞治療薬。ただし、発症から4時間半以内に投与する必要があるのだとか。先生によると、病院に着いてから1時間弱は検査に時間がかかるため、3時間半以内に病院に到着するのが望ましいそうです。 <日々進化を続ける脳梗塞の治療法> 先生によると、脳梗塞発症後4時間半を経過しても、全く治療法がないわけではないそうです。細い血管の場合は内服薬やt-PA以外の点滴、太い血管が詰まった場合は網のようなもので血栓を絡め取って引き抜くような治療もあるのだとか。脳梗塞の治療法は日々進化を続けており、これらの治療を受ける事によって麻痺が良くなり、歩いて家に帰れる患者さんも徐々に増えているそうです。ただ、変わらず大切なのは早期発見!早く診断がつけばそれだけ治療法の選択肢が増えるそうなので、今回ご紹介した「FAST」をぜひお忘れなく。 (2024年7月7日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)
CBCテレビ