今季2点目の板倉滉、数的優位も勝利ならずで悔しさ吐露「どうにか立て直せるようにならないと」
ボルシア・メンヒェングラートバッハDF板倉滉が、敗れたDfBポカールのフランクフルト戦を振り返った。 【動画】板倉滉、見事な左足ボレーで今季2点目! ボルシアMGは30日、DfBポカール2回戦でフランクフルトと対戦。板倉は先発出場を飾り、福田師王はベンチスタートに。15分にアルトゥール・テアトルが退場となって早々に数的優位を手にしたものの、前半アディショナルタイムに失点板倉のゴールで一度は追いついたものの、70分にオマル・マルムシュに勝ち越し弾を許し、1-2で敗戦。数的優位を生かせず、2回戦で敗退が決まった。 試合後、最終ラインで奮闘した板倉は「15分ぐらいで1人いなくなったのに、1失点目もいらなかったし、簡単なミスといらないミスが多すぎた」と悔しさを口に。加えて「途中から『本当に自分たちは1人多いのかな』みたいなサッカーになってしまった。 そこは自分も含めどうにか立て直せるようにならないといけない。球際のところで緩くなり、 スプリントバックも遅くなってという状況になると、やはり厳しいと思う」と語り、チーム全体のパフォーマンスが上がらなかったことへの課題を挙げている。 なお板倉自身としては、苦しい時間帯にセットプレーの流れから今季公式戦2得点目を奪取している。浮き球のボールに対しバックステップしながら冷静に左足のボレーで合わせて見事なシュートをゴール左に沈めたが、「ああなったら打つしかないなと。結構ボールは見てなかったけど、結構高かったイメージがあるのでふかさないように、低いボールなら事故もあると思って」シュートを放ったとのこと。ただ、「勝てたら最高だったけど、負けているので。もったいないですね」と唇を噛んだ。 相手のFWとの1対1などでは、的確な読みと体を張った守備で対抗していた板倉。難しい試合となったが、この敗戦で得た教訓を次の試合に生かしていくことが重要になりそうだ。