影山優佳「お父さんのような頼もしい存在です」 『ハコビヤ』で田辺誠一と凸凹バディに!
“モノ”や“ヒト”とともに依頼人が抱える様々な事情を運ぶ「運び屋」なる仕事を描いたヒューマンストーリー『ハコビヤ』。今作で、洋食屋と運び屋、2つの顔を持つ白鳥剣 (田辺誠一) の助手的存在となる天野杏奈を演じるのが影山優佳さんだ。剣と杏奈の微笑ましい凸凹バディぶりが見どころの一つだが、本人たちの関係性も実に和やかなよう。 共演する皆さんの姿を見て、お芝居の面白さを実感。 「私は田辺さんのお子さんより年下だそうで、『娘みたい』と言われました (笑) 。優しく何でも受け止めてくださり、私にとっても田辺さんはお父さんのような頼もしい存在です」 昨年、7年間所属していた日向坂46を卒業。今作はグループ卒業後初の連続ドラマとなる。共演者からは多くの刺激を受けたようで、芝居というフィールドへの意欲を燃やす。 「皆さんが自分の役に向き合って大切に育てていっている姿を見て、これがお芝居の面白さだと実感しました。今回、監督から『最初のころは (剣と) ちゃんと会話をしないで』と言われて、そこがすごく難しかったです。剣さんと杏奈の噛み合わないコンビがだんだん噛み合っていく、その変化がうまく出ているか。出来上がったものはまだ見ていないので (取材時) 、ご覧になる方にどう見えたか教えていただきたいです」 好奇心旺盛な杏奈だが、影山さん自身も広い分野に興味を持ち掘り下げていく探究心豊かなタイプ。そんな影山さんが今、一番興味を持っていることとは…? 「食べることが好きで、自炊はずっとやっています。何でも目分量で作ってしまいますね。最近よく作るのはアヒージョ。一通り食べ切ったあとに、油を熱して卵を入れてスフレみたいにしたりと、締めまでひとりで楽しんでいます (笑)」 ドラマ25『ハコビヤ』 洋食屋を営む剣 (田辺) には「運び屋」というもう一つの顔が。洋食屋にバイトで雇ってほしいとやってきた杏奈 (影山) は、運び屋業にも興味を持ち、手伝いたいと申し出るが…。毎週金曜24:52~テレ東系にて放送中。「ハコビヤ」製作委員会 かげやま・ゆうか 2001年5月8日生まれ、東京都出身。おもな出演作に映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』など。現在、ドラマ『春になったら』 (フジテレビ系) にも出演中。 ※『anan』2024年2月7日号より。写真・土佐麻理子 スタイリスト・加藤なお (ALCATROCK) ヘア&メイク・佐藤友梨 (エムズアップ) インタビュー、文・野村 文 (by anan編集部)