西江見のアガパンサス見ごろ 鴨川(千葉県)
鴨川市西江見の道路沿いで、アガパンサスが見ごろを迎えている。近くに住む石井雅子さん(80)が丹精して整備しており、淡い青紫色の花が沿道を爽やかに彩っている。 石井さんは、20年ほど前から自宅の庭などでさまざまな花を育て、雑草が生い茂った休耕田や道路沿いも開墾し、花を植栽。現在では、自宅周辺の約300メートルの道路沿いで、スイセンやユリ、キク、コスモスなど、四季折々の花を1年中楽しむことができる。 アガパンサスは、約20年前から年々株を増やし、今がまさに見ごろ。競うように咲く赤紫色のアジサイとともに、散歩をする人やドライバーの目を楽しませている。 市原市から訪れた70代男性は「車でたまたま通りがかり、あまりにもきれいで引き返して来た。新緑にも映えて、見事ですね」と写真に収めていた。 来月上旬まで見ごろで、その後は黄色のコスモスが咲きそろうという。 場所は、JR内房線の和田浦―江見駅間にある宇遠野踏切から曽呂方面に500メートルほど。