鳥栖戦で1試合3アシストを記録。中村憲剛が注目したパリ世代MF平河悠の凄み「量と質が伴っている」|やべっちスタジアム
【国内サッカー 最新ニュース】DAZNのオリジナル番組『やべっちスタジアム』#154では、再開したJ1全試合の深堀ハイライトをお届け。元日本代表MF中村憲剛氏は気になった選手にFC町田ゼルビアの平河悠を挙げた。
今節も激闘が繰り広げられた明治安田J1リーグ。その中でも見事な活躍を見せたのが町田の平河だった。 首位の町田は4連勝を目指してサガン鳥栖と対戦した中、前半5分に平河のボレーシュートがそのまま藤本一輝につながり先制。一度は追いつかれたが、後半には平河がオ・セフンの2つのゴールをお膳立てして3アシストを記録した。そのまま試合は終了し、平河の活躍もあって町田は首位を堅持した。 パリ五輪世代の一人でもある平河に対し、中村氏は持ち味であるスピードを称賛しながら特筆すべきデータとしてスプリント回数がリーグ1位の136回を記録していることを紹介。加えて、「走るだけでなく、アシストもちゃんと記録している。量と質が伴っている」と評価した。 また、クロス数でもリーグ1位の21本、ドリブル数でもリーグ2位タイの19回を記録していることを挙げ、「好調の町田を牽引している。1試合3アシストは僕が現役時代の頃もやったことがない。ちょっと嫉妬しています」とスタジオを笑わせた。 最後には「U-23の親善試合でもゴールを決めていますし、これから大注目の選手だと思います」と太鼓判を押している。確かなパフォーマンスを続ける平河は、ここからどんな活躍を見せていくか注目だ。