【写真特集】機能を凝縮する匠の技とマツダの「和」デザイン
マツダが2010年に発表した自動車デザインのテーマ「魂動」。野生動物の躍動感をモチーフにしたこのデザインコンセプトの根源には、日本独特の美意識が宿っている。【撮影:小池義弘】
「クルマはアート」であるという哲学の下、マツダは日本オリジナルの自動車デザインを模索してきた。
魂動デザインは、CX-5をはじめ、デミオ、ロードスターなど新世代車種に導入されている。
「和デザイン」の本質をつかむため、マツダは、鎚起銅器の老舗メーカーである「玉川堂」とコラボするなどして様々な伝統工芸を研究した。
そして「和」の美しさを「凝縮のダイナミズム」だと理解した。機能が形を産む「和」のデザインはクルマとの相性がいいのだ。