大谷翔平が24号先頭打者本塁打 球団タイの9試合連続打点で「60」到達 4打数2安打2打点
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は25日、シカゴでのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場。一回の第1打席で右翼へ24号先頭打者本塁打を放った。ドジャースで2本目。打点は9試合連続となり、1955年以来、69年ぶりの球団タイ記録という。四回の第3打席でも右前タイムリーを放ち、この日2打点で60打点に到達。リーグ1位と4点差に縮まった。4打数2安打2打点、2三振1四球で、打率は3割2分1厘。本塁打、打率はリーグトップ。いよいよ〝六月男〟が三冠王へ向けて止まらなくなってきた。 【写真】1回、24号となる先頭打者本塁打を放つドジャース・大谷翔平 相手先発は右腕フレクセン。フォーシームやカットボールを4球、コースなどを見極めた後のカウント2-2からの5球目、72マイル(約115キロ)の外寄りカーブを強振、打球は右翼手ファムのグラブをはじいてスタンドに飛び込んだ。大谷は一、二塁まで行ったが、一度戻って踏み直した後、ベースを一周、ナインの歓迎に満面の笑顔を見せた。打球の速度は93マイル(約149キロ)、角度は31度、飛距離は376フィート(約114メートル)だった。 三回先頭の第2打席は一度もバットを振らずにフルカウントから四球。3番フリーマンの12号同点2ランで本塁を踏んだ。3-3で迎えた四回2死一、三塁での第3打席は2球目の89マイル(約143キロ)、内角低めのカットボールをコンパクトに振り抜き、右前へゴロの勝ち越しタイムリー安打。この試合2打点目。 2番手左腕バンクスに代わった六回2死一塁の第4打席は空振り三振。九回1死走者なしの第5打席は右腕ブレビアのフォーシームに空振り三振だった。 試合は四回の大谷のタイムリーによる1点をブルペン陣が守り切り、4-3で勝ち、今季50勝目(31敗)を挙げた。