16得点＆自己最多の14リバウンドで今季初のダブルダブルをマークした八村塁（NBA Entertainment）

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が3月27日（現地時間26日）、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたミルウォーキー・バックス戦で先発出場し、16得点、自己最多の14リバウンドを記録した。レイカーズはダブルオーバータイムの末に128-124で勝利している。 【ハイライト】八村塁が16得点＆自己最多の14リバウンドで今季初のダブルダブルをマーク レイカーズも2OTの末にバックスに逆転勝利 八村は38分40秒間のプレイで3ポイントショット2本試投を含むフィールドゴール14本中7本成功、フリースロー2本中2本成功の16得点。そのほか、14リバウンド、1アシストをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-6だった。 第1クォーター残り9分40秒、スペンサー・ディンウィディーのアシストでダンクを叩きこみ、この日初得点をマーク。同6分54秒にはオースティン・リーブスのお膳立てでレイアップを沈める。 八村は第2Q残り9分50秒にターンアラウンドジャンパーを決めると、同7分18秒にドライブからレイアップを成功。同6分13秒には速攻からこの日2本目のダンクを見舞い、二桁得点を達成した。 5リバウンドを記録して迎えた後半、第3Q開始から1分半で3リバウンドを拾った八村は、チームが17点を追っていた第4Q残り8分47秒でベンチに下がる。 だが、レイカーズが追いついて迎えたオーバータイムの開始から再びコートに戻った八村は、二桁リバウンドを記録してダブルダブルを達成。オフェンシブリバウンドからのプットバックや、ドライブからのレイアップで加点すると、再延長で3リバウンドを拾い、自己最多を更新した。 レブロン・ジェームズが欠場したレイカーズは、第4Q残り8分25秒で19点のビハインドを背負ったが、そこから26-7のランで猛反撃。一度もリードを奪えていなかったが、オーバータイムに持ち込む。 オーバータイム残り13.6秒にデイミアン・リラードの3Pでビハインドを背負ったレイカーズだが、同3.1秒にディアンジェロ・ラッセルが2本のFTを沈めてタイスコアとすると、アンソニー・デイビスがリラードのレイアップをブロック。セカンドオーバータイムへと持ち込んだ。 再延長開始から3分にわたって得点がなく、両軍の疲労が明らかだったが、レイカーズはタイスコアで迎えた残り38.6秒にリーブスが3P成功。さらに同14.7秒にラッセルの2本のFTでリードを5点に広げる。 残り2.4秒にマリーク・ビーズリーの3Pで2点差とされたレイカーズだが、最後はデイビスがFTを2本沈めて4連勝を達成。ロード6連戦の初戦で白星を手にした。 レイカーズ（40勝32敗）は八村のほか、51分52秒出場のデイビスが34得点、23リバウンド、4ブロック、47分35秒出場のリーブスが29得点、14リバウンド、10アシスト、2ブロック、50分23秒出場のラッセルが29得点、7リバウンド、12リバウンドを記録している。 一方、バックス（46勝26敗）はヤニス・アデトクンボが29得点、今季自己最多の21リバウンド、11アシスト、3ブロック、リラードが27得点、5リバウンド、8アシスト、ビーズリーが21得点、ボビー・ポーティスが18得点、13リバウンド、クリス・ミドルトンが12得点、6リバウンド、7アシストをマークした。 レイカーズは3月28日 午前9時（現地27日）にテネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズと対戦する。