「顔に泥を塗る」取材会に高橋ひかる、木村慧人、西垣匠、高野洸らが出席した

7月13日(土)にスタートする、高橋ひかるが主演を務めるドラマ「顔に泥を塗る」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の取材会が7月7日に行われ、高橋のほか、共演の木村慧人、西垣匠、高野洸、メーク監修を担当する井手上漠が出席した。 【写真】高橋ひかる＆木村慧人＆西垣匠＆高野洸、スタイル抜群の全身ショット ■撮影現場は「空気感がいい」と明かす 同作は、ヨシカズによる同名コミックが原作。運命的に出会ったメーク男子・高倉イヴ(木村)に施してもらったメークをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(高橋）が、モラハラ男へと変貌した彼氏・結城悠久＝ハル(西垣)に立ち向かい、メークの力で人生を変えていく人生逆転ラブストーリーとなっている。 高橋は、共演者とのエピソードを聞かれ「私びっくりしたのが、木村さんと家のインテリアがほぼ一緒で」と、偶然の一致を告白。「木村さんがホテルライクなお家が好きとおっしゃったので、もしかしてと思ってその色を言ったらドンピシャで。そこから匂いまで一緒で。これはうまく撮影をやっていけるだろうと確信しました」と笑顔を見せた。 さらに、撮影現場について高橋は「みんなお喋りな人ではないので、メークルームでは誰も喋らないんですよ」と意外な一面を。「いい感じの距離感で、喋るときは喋るし、黙る時は黙るし、メリハリがきいてるチームです。無理しなくていいというか。本当に空気感がいいです」と、過ごしやすい雰囲気が出来上がっていることを明かしていた。 ■衝撃シーンの裏側に「うそつけ！　楽しみって言ってたくせに(笑)」 しかし、第1話から西垣演じるハルが、高橋演じる美紅に頭からクレンジングオイルをぶっかけるシーンが登場するなど、ハードな面も。これには「私は(怖いシーンは)それだけじゃないと思っているので…。いっぱいあるじゃないですか」と西垣へ視線を送る。 さらに「西垣さんの爽やかなルックスからは想像できないくらいの目の決まり方で、目がパキパキになっているから監督と一部の人から“パキパキ垣”と呼ばれていました(笑)」と暴露すると、西垣は「陰で言われていたんですよ！　僕それを知らされていなくって(笑)」と演技力ならではの“ニックネーム”が出来上がっていたことが明かされていた。 そんな西垣は、例のシーンについて「心が痛くて仕方がなかったです。女性に対してそんなことするわけないですから。“ごめんね、ひかるちゃん”と思いながら…」と話すも、高橋から「うそつけ！　楽しみって言ってたくせに(笑)」とツッコまれていた。 ■初めてメークしたときのエピソードを披露 また、美紅がメークの力で前向きに人生を進んでいく姿が描かれる同作にちなみ、人生で初めてメークをしたときのエピソードを披露した一同。 謎多きエリート弁護士・鬼武柊真役の高野は、幼少期から習っていたダンスのコンテストの際に初めてヘアスプレーを使って髪色を変えたことを振り返り、「周りから『全然違うじゃん！』と言われてうれしかったですけど、ベタベタなのが気になって仕方なくて(笑)」と正直な感想をポツリ。 続く西垣は、芸能界に入り宣材写真を撮影した21歳のときだと話し、「鏡に写った自分を見ると、ちょっといつもと違うし、自信が沸いたりとか、女性がそうやって言うのも理解できるなと思いました」と話しつつ、そんな自分を見たときの感想を問われ「かっこいいなと。…すいません(笑)」とちゃめっ気あふれる回答で場を和ませた。 木村も、小さい頃からやっていたダンスでメークをしたときが初めてだったと回顧し、現在も「自信もつくし、パフォーマンスでの表情も、メークが違うだけで変わっているなとここ最近よく感じています」とメークの力を実感していることを語った。 高橋は、小学校5年生のときにダンスの発表会に向けての練習をしたときと明かし、「なりたい自分になることができるのがすごく楽しくて、こんな身近なもので自分が変わることができることにワクワクした記憶があります」とコメント。 「美紅が初めてイヴくんにメークをしてもらって変わる瞬間は、当時の初めてのワクワクとかを思い出しながら演じていました」と今回の演技にも生かされた記憶だったと話した。 ■木村の女装姿に高橋「『負けた！』と思って」 同作では木村が女装に挑戦しているが、その姿を見た高橋は「初めて見たのがビジュアル撮影のときで、『負けた！』と思って。並んで撮影したんですけど、映った画を見て『くぅ～！』って。所作とかも、監修で入っていただいている井出上さんにテクニックを教えてもらいながらそれを実践されている姿が本当に美しくて。これはいち早く見ていただきたいです」とコメント。木村も「うれしいですね」と顔をほころばせた。 西垣は、そんな木村の女装姿をまだ見られていないと明かし、「僕も視聴者としてすごく楽しみにしています。どのくらいかわいくなっているのかと。イヴくんが使っているウィッグとかと一緒に現場移動して『これか！』ってなっているんですけど、実物はまだ見られていないので」と、期待感をあらわにした。 一方の高野は「僕は、ティザー撮影のときにちょっとだけ会えたんです」と告白。「初めてごあいさつするときにその姿だったので、実は慧人くんが出ている舞台の裏でごあいさつしたことがあったんですけど、それを一瞬で忘れました。『初めまして』って(笑)」と初対面かのような反応をしたと明かした。 周囲から大絶賛の自分の女装姿について木村は「かわいいですね」と照れ笑い。「お母さんに似てるなと思いました。ロングの髪だとより…」と満足げな表情を見せた。 また、所属するFANTASTICSのメンバーにもビジュアルを見せたと言い、「きれいって。今まで“けいこちゃん”っていう、僕の普段のパフォーマンスするときのメークにウィッグを被った女装姿はライブでやっているのですが、『別人だね』と言ってもらいました。プロのメーク技術があるだけでこんなに変わるんだ、って褒めてもらいました」とうれしそうに明かしていた。 ※高橋ひかるの高、正しくは「はしごだか」