IMP.基 俊介が“学生アカデミー賞”に学ぶ『CG制作』体験取材【IMPress.】
■AIでは絶対に作れないという確信
最近では、将来AIがクリエーターの仕事を奪ってしまうのではという見方も出てくる中、金森さんはこの細部へのこだわりこそが重要だと言います。 金森 慧さん 「僕の『Origami』の作品はAIでは絶対に作れないという確信があって。今まで誰もやったことがないことなのでマネしようがないというか、AIが学習する元のデータがない。AIはそれっぽいのは作れるけど決して本物は作れない。今回、学生アカデミー賞で受賞させてもらったのは文化の本物を表現するという姿勢を評価いただいたのかな。本物が評価される限りAIというのは決してクリエーターの役目を奪っていくものではない」
■IMP. 基 俊介がCG制作に挑戦 キャラクターにIMP.の楽曲の振り付け
そして、今回、金森さんと一緒に簡単なCG作品を作らせてもらいました。球体で作った犬のキャラクターにIMP.の楽曲の振りをつけてもらいました。 基 俊介さん 「ハンドサインがありましてこれをCGに落とし込めないかな」 金森 慧さん 「キャラクター作るって指まで作らずにシンプルにいこうと思ってた…」 指で「I」「M」「P」を表現している形は、意外と作るのが大変そうです。 金森 慧さん 「球体を作ってもらって小指の位置に。なんかこれで頑張れそうな気がする」 長く伸びた球体を指にします。親指のPの部分は、関節を表現するため3つ組み合わせれば… 基 俊介さん 「関節の再現ってすごくないですか?」 金森 慧さん 「ちょっとこの犬の顔に合わなくなって…」 そして、約30分かけてCGが完成。そこに金森さんが加工を施し、犬がIMP.の振り付けをする作品ができあがりました。 (12月10日放送『Oha!4 NEWS LIVE』より)