ダイハツ不正問題 大阪・池田市長がコメント「車の安全性揺るがす重大事態で残念」
ダイハツの不正問題を受けて、12月26日に大阪府池田市の瀧澤智子市長は「車の安全性を揺るがす重大事態で残念」などとSNS上でコメントしました。 【画像を見る】アンケートに赤裸々な告白 第三者委の報告書と、会見する委員長ら 【公表されたコメント】 ダイハツ工業株式会社は、本市が市制移行した 1939年に発動機製造株式会社 池田工場の操業を開始し、1965年には本社が市内に移転、翌年同地が「ダイハツ町」に改称されるなど84年間にわたり本市とともに歴史を刻む、市民に愛される地元企業です。 子育て支援事業等をはじめ、多大なる貢献もいただいております。 このような中、同社から公表があった認証不正行為は、車の安全性を揺るがす重大事態であり残念に感じております。 本市としましては、情報収集を継続し、必要な対応をとってまいります。 一日でも早く、安全の確保や信頼の回復が図られることを切に願っております。 ダイハツ工業は25日に滋賀工場と京都工場など3工場の稼働を停止させました。26日に大阪府池田市にある本社工場も稼働を停止し、これで国内にある4つの工場すべてが稼働をストップしました。 ダイハツは工場の稼働について、現時点で来年1月末までの停止を決めたと明らかにしました。昼勤務の従業員については、出社し、工程の見直し作業や掃除などにあたりますが夜勤の従業員は休業となります。業補償については新型コロナの時の対応と同様の形で行っていくとしています。一方、部品の仕入れ先など取引先企業に対してはこれまでの数量実績に応じた補填を行っていくとしています。