「身の引き締まる思い」常勝期を知る最年長33歳の栄絵里香が久光スプリングスの新キャプテン【Vリーグ女子】
バレーボールVリーグ女子1部(V1)の久光スプリングスは4日、新リーグ「SVリーグ」として今秋に開幕する2024~25年シーズンのキャプテンと副キャプテン(2人)を発表した。キャプテンにチーム最年長でセッターの栄絵里香(33)が就き、副キャプテンはセッターの万代真奈美(26)とリベロの西村弥菜美(24)が務める。 ■バレーボール教室でさわやかな笑顔を見せる新鍋理沙さん 2季務めた大竹里歩(30)からバトンを受け継ぐ栄は、久光製薬(現久光)時代の2017~18年シーズンもキャプテンの重責を担いながらリーグ優勝に貢献した。長岡望悠(32)とともに常勝期を知るチームリーダーは「SVリーグ初年度となるシーズンにやらせていただくことになり、身の引き締まる思いです。チームが一つになって最後まで戦い抜けるよう精いっぱい頑張っていきたい」と抱負を口にした。 23~24年シーズンの久光はレギュラーラウンドを3位で通過しながら、プレーオフでは1勝もできず、不本意な最終順位(6位)に終わった。新チーム呼称の「SAGA久光スプリングス」で臨む新シーズンに向け、副キャプテン2季目となる万代は「悔しさを忘れず、勝つために自分のやるべきことを考えて実行していきたい」を決意を新たにした。2年連続でサーブレシーブ賞に輝くなど「守護神」として守備を統率する西村は新任。「コミュニケーションを大切に」とコート内外での連携力強化をテーマに掲げた。(西口憲一)
西日本新聞社