緊急着陸の米軍オスプレイ、離陸は23日以降 米海軍所属CMV22、整備のため駐機続ける 奄美空港
21日に事前の使用届を出さずに鹿児島県奄美市笠利の奄美空港に緊急着陸した米軍輸送機CMV22オスプレイ1機は22日、整備のため駐機を続けた。九州防衛局によると、離陸は23日以降になる。CMV22の所属は、米カリフォルニア州サンディエゴのノース・アイランド海軍航空基地第30艦隊兵站(へいたん)多任務飛行隊。 【写真】〈関連〉奄美空港に着陸した米軍のUC-12輸送機=22日、奄美市笠利
同局と県港湾空港課によると、22日午前10時20分には米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機MV22オスプレイが支援のため同空港に着陸し、同43分に離陸。午後3時7分には米軍輸送機UC-12が支援のため着陸し同34分に離陸した。 CMVは21日午後4時1分に緊急着陸した。同局は、飛行中に警告灯が点灯したため予防着陸したとしている。けが人や民間機への影響は確認されていない。 奄美空港には14日にも、米軍普天間飛行場所属のMV22が警告灯が点灯したため緊急着陸した。事前の使用届は出ていなかった。
南日本新聞 | 鹿児島