【MLB】ヤンキースが快勝でリーグ勝率1位キープ 終盤の猛攻でロイヤルズ下す 有望株ドミンゲスに今季初安打
【ロイヤルズ4-10ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間9月10日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのロイヤルズ3連戦初戦を迎え、打線が終盤に7点を奪い10対3で逆転勝利。連敗を回避しア・リーグ勝率1位をキープしている。ヤンキース2番手のジェイク・カズンスが2勝目(1敗)をマーク。ロイヤルズ3番手のジェームス・マッカーサーは1アウトも取れず4失点を喫する大乱調で7敗目(5勝)が記録されている。 【動画】オースティン・ウェルズの3ランでヤンキースが勝ち越し ヤンキースは2点を追う4回裏に相手のエラーとアレックス・バードゥーゴの12号2ランで逆転に成功したものの、5回表、6回表に1点ずつを奪われて逆転を許すシーソーゲームに。それでも7回裏にアーロン・ジャッジのタイムリーで再び追いつくと、オースティン・ウェルズが13号3ランを放って一気に勝ち越した。するとヤンキースは続く8回裏にも打線が繋がりダメ押しに成功。12安打10得点と勝負強い打撃でロイヤルズを押し切った。 なお、「MLBパイプライン」でチーム1位、メジャー全体16位の評価を受けるヤンキースの有望株ジェイソン・ドミンゲスが4回裏にレフト前ヒットを放ち今季初安打をマーク。その後三盗を決めると、これが相手のエラーを誘い一気に生還するなど足での活躍も見せた。現状でも戦力が整っているヤンキースだが、昨年わずか33打席で4本塁打を放った大物ルーキーがこの9月で活躍を見せることができれば、2009年以来のワールドシリーズ制覇へさらなる後押しとなるはずだ。