シリーズ「こどものミライ」江戸時代に象はなぜ旅をした? 10歳が驚きと疑問→調査でコンクール最高賞! 双子の姉と切磋琢磨 母は小さな好奇心を大事に「背中を押したい」福岡
■さやさん 「今では使われない言葉がたくさんこの本に出てきたので、わからないことは長崎に行って調べたりするのがちょっと大変でした。和蘭陀とかカタカナで書けばいいのに、漢字で書いてあるから。」 その一方で、分からないことが少しずつ分かっていくことが楽しかったといいます。
■さやさん 「(象は)船でベトナムから長崎まで行って、江戸まで歩いていったんですけど、それだったら船でそのまま江戸に行った方が大変じゃないかなと思って、そういう疑問を本で解決していくのが気持ちよかった。」 2か月間にわたった調べ学習。頑張れたワケは探究心だけではありませんでした。
■姉・くきさん(10) 「ライバルみたいな感じで。すごい悔しかったです。」 さやさんの隣で双子の姉のくきさんも「蚊」をテーマに調べ、同じコンクールで優良賞を獲得しました。 ■さやさん 「いままでずっとくきちゃんの方が上で、私が上になることはないと思っていた。取るとしたらくきちゃんだと思っていたので、すごい驚きました。」
そんな2人を育てる母親のあやさんが大切にしていることがあります。 ■母・あやさん 「できるだけ親がレールを敷くのではなく、子どもがやりたいとか楽しいとか好きと言ったもの・ 瞬間とかを見逃さないで背中を押してあげたいなと思う。」 2人の姿は小さな疑問を追求していくこと、そして、その気持ちを否定せずに大人もそっと見守ることの大切さを教えてくれます。
■さやさん・くきさん 「これからも調べる学習頑張ります!」 ※FBSめんたいワイド2024年4月4日(木)午後5時すぎ放送「こどものミライ」