農業の担い手不足をAIロボットが救う?たい肥づくりスマート化
熊本朝日放送
担い手不足が深刻化する農業の分野で、ロボットを活用し、課題解決を図ります。 石井千春アナウンサー 「大きな重機に人は乗っていません。センサーで機械を動かしてたい肥作りをしています」 家畜のふんを自動でたい肥化してくれるロボット。農業や食品産業に関する国内最大の研究機関、農研機構が開発しました。 重機には、カメラやセンサーが取り付けられていて、作業の様子を離れた所から確認することができます。 農研機構は、尿の浄化処理を自動化するシステムも開発。これまで、重労働で時間がかかるとされてきたふん尿の処理全体をスマート化することで、労働力の7割削減を目指すとしています。 農研機構 「10年先の畜産の未来を考えると、必ずこういったロボット化は必要になってくると思って研究開発を進めています」