「Z世代はデジタルネイティブ」を疑問視! パソコンの理解度を踏まえた実態を考察
大学生のPCスキルの高さはどれくらい?
身の回りを見るだけでも、デジタルネイティブといわれているZ世代はPCに弱い印象。 WHITE株式会社では、大学生591人へのITリテラシー調査をもとに、大学生のPCスキルについて調査しました。その結果、PCスキルにギャップがあることがわかりました。 ●大学生のPC保有率は約8割 まず大学生のPCの保有状況はどうでしょうか。自分専用のノートPCを持っているという回答は83.0%、保有しているPCのOSはWindowsが80.1%、Macは4人に1人という結果でした。 私の通う大学は入学の際にPC購入が必須だったため、自分用のノートPCを購入しました。 大学生のPC保有状況を見ると、自分専用のノートPCを持っている人が83.0%越え。 持っていない人は5.8%と、PCを持っている人が多いことがわかります。 保有しているPCはWindowsが80.1%と根強い人気を誇っています。 筆者の大学ではレポート作成や講義でPCを使うため、「持ち歩けるノートPC」を購入しましょうと言われていました。Macだと、大学の講義で使う資料の表示がズレるなどして、サポートできない可能性があると言われていたため、Macを購入している人は見かけませんでした。 筆者の知り合いには、Windowsでしか使えないソフトを使って勉強をしている人もいました。Windowsの根強い人気は、こういった環境的な要因が強いかもしれません。 LIMO・U23編集部が所属するそれぞれの大学の事情を確認したところ、「PC室があるので必須購入ではないけど、使う機会が多くほぼみんな自分のPCを持っていた」や「入学予定者の資料の中にPCの最低限のスペックが書かれていてそれをもとに購入した」などの意見があがりました。 成績をあまり気にしない人は、人がいっぱいで満席になりがちな期末のPC室の席争いに参加していたようです。