長谷部茂利監督の去就についてJ1アビスパ福岡・川森敬史会長が言及 町田戦後「お話ししようと準備しております」
J1アビスパ福岡の川森敬史会長(58)が14日、今季限りでの退任が決まった長谷部茂利監督(53)について「(14日の)町田戦が終わった後に、然るべき立場の人間が、言える範囲でメディアの皆さんにお話ししようと準備しております」と語った。 ■違いをつくる名将・長谷部監督の特徴的なカップアップ【動画】 川森会長は同日の町田戦前、本拠地のベスト電器スタジアム前で行ったサポーター向けのトークイベントに登壇。司会者に長谷部監督の退任報道を振られ、答えた。川森会長は「さすがに今の時点で言うことはできないです。まずは皆さんで、町田戦にしっかり応援することに集中したいので、今は黙っています」と回答。その上で「これだけいろんな報道がありましたので、クラブとしても町田戦が終わった後に、皆さんにちゃんと表現した方がいいなと思っています」とも語った。 関係者によると、クラブと長谷部監督の話し合いは済んでおり、今季限りでの退任が決定。選手にも伝えているという。 長谷部監督はJ2だった2020年からクラブ最長の5シーズン指揮し、21年からのJ1定着に尽力。昨年のYBCルヴァン・カップを制し、クラブに念願の初タイトルをもたらした。 過去最高の6位以上を目指す今季は主力選手が他クラブへ移籍し、左膝を手術した奈良竜樹主将ら故障者の長期離脱が相次ぐ中でもJ1中位を死守し、残留を濃厚にしている。
西日本新聞社