「Jリーグ→海外」最高額は? 歴代移籍金ランキング7位。歴代最高額!? 日本人FWが残した驚異の金額
明治安田Jリーグの2024シーズンが開幕した。今季も予想外の選手が大ブレイクを果たし、私たちに驚きと興奮をもたらしてくれるだろう。多額の移籍金を残して海外クラブへステップアップする逸材が現れるかもしれない。そこで今回はJリーグから海外へ移籍を果たした選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍に関する情報やスタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
7位:古橋亨梧(日本代表) 生年月日:1995年1月20日 移籍:ヴィッセル神戸→セルティック(スコットランド) 移籍日:2021年7月19日 移籍金:540万ユーロ(約7.14億円) Jリーグから世界に羽ばたいた日本人選手の中で、歴代最高額の移籍金を記録したのがFW古橋亨梧だ。 現在29歳の日本代表FWはFC岐阜で大ブレイクすると、2018年の夏にヴィッセル神戸へ個人昇格を果たす。世界屈指のMFアンドレス・イニエスタから最高のパスが供給され、FC岐阜時代に続いて神戸でも得点を量産。同クラブでは最終的に公式戦通算111試合に出場して、49ゴール18アシストを記録している。 Jリーグ屈指の点取り屋となった古橋を海外クラブが放っておくはずがないだろう。Jリーグに馴染みがあり、当時セルティックを率いていたアンジェ・ポステコグルーが古橋に目をつけ、2021年の夏、そのスコットランドの強豪へステップアップを果たした。その移籍金は、前述した通りJリーグから海外への移籍では日本人選手最高額となる540万ユーロ(約7.14億円)とされている。 そこから彼が歩んだキャリアはご存じの人が多いはず。活躍する舞台を移しても、古橋が持つ抜群の決定力は維持されたどころかどんどん成長し、昨季はリーグ戦27得点を挙げてスコティッシュ・プレミアシップ得点王に輝いている。 セルティック3年目の今季は、負傷離脱の影響もあってリーグ戦は9ゴールに留まっている。チームは第27節終了時点で最大のライバルであるレンジャーズに首位を譲っており、リーグ3連覇を果たすためには古橋の活躍が必須。後半戦の爆発に期待したい。