AFCがアジアネーションズリーグの創設を検討か? AFC事務総長「発展の面で大きな価値をもたらすことができる」
早くて来年から開催
AFC(アジアサッカー連盟)が新たな大会であるアジア版のネーションズリーグの創設を検討しているそうだ。 サウジアラビアメディア『Arriyadiyah』のジャーナリストであるナワフ・アル・アキール氏が、自身のX(旧Twitter)にて、「アジアサッカー連盟は各国代表チームによる欧州ネーションズリーグに似た大会の創設を検討している」とポスト。AFCのウィンザー事務総長の新大会創設に関するコメントも紹介し、「アジアカップが代表チームにとって最高峰の大会であることに変わりないが、我々は大陸中のチームにより多くの競争機会を提供する方法を常に模索しており、選手とチーム双方の成長に不可欠な、定期的で質の高い試合を提供する大会を創設することの重要性を理解している」と言及した。 新たな大会創設に向けて「加盟協会のニーズの変化、すでに多忙を極めている世界のサッカーカレンダー、過密日程による選手の肉体的・精神的負担などを考慮し、慎重に検討しなければならない」と現時点で色々な問題点があることも指摘。その上で「我々は、この大会が、チームに国際レベルで戦う多くの機会を与えるだけでなく、ファンとのより深い関わりを促進し、新興地域におけるサッカーの知名度を向上させることで、育成の面で多大な価値をもたらすことができると認識している。 それは大規模な大会に到達することができなかった国々に貴重な経験を提供するかもしれない」とアジア全体のレベルアップに注力する大会になると言及した。 仮にこの大会が創設されれば、日本にとってデメリットの多い大会になるであろう。貴重なアジア以外の国とのマッチメイクが難しくなることや、FIFAランキングの低下も懸念され、ワールドカップに出場した際のポッド分けにも影響する可能性もあるからだ。 同ジャーナリストによれば、この新しい大会は来年2025年から2028年まで開催され、近々公式発表されるとのこと。今後の日本代表にとって、大きく影響を及ぼすことになりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部