【ボートレースコラム】増本杏珠 大目標の“賞金女王”へ地道に奮闘
増本杏珠(19=福岡)がデビュー68走目で初の舟券絡みとなる2着ゴールを果たしました。134期として、5月の福岡一般戦でデビュー。これまでの最高位は4着でしたが、2期目に入ったばかりの今月16日の若松5R。進入固定戦の6コースから差すと、道中では後続の猛追を振り切って2番手でゴールしました。 「これまでも何回かいい位置に出てきたことがありますが、緊張とかあってうまく回れなかった。本当にうれしかったです」と満面の笑みでした。 “賞金女王”を目標に掲げてデビュー。半年の選手生活を経験し「今は今期中にB1に上がることを目標にしています。あまりにも目標が高いとダメだと知ったので」と一歩一歩、選手として成長することを目指しているようです。 師匠は今井貴士選手。人数が多い福岡支部の中でもトップクラスの旋回力がある選手。いろいろなことを教わりながら、師匠のような豪快かつシャープなレースができるようになってほしいと思います。 まずは初1着、B1昇級を目指し、いつか「今の目標は賞金女王です」と言ってくれる日を楽しみにしたいと思います。(坂元真一)