韓国人口、半世紀後に30%減 3622万人、出生率も低下へ
【ソウル共同】韓国統計庁は16日までに、国内の総人口が2022年の5167万人から、半世紀後の72年には約30%減の3622万人になるとの推計を発表した。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は22年時点で0.78と既に世界最低水準になっているが、さらに落ち込むと予測した。 韓国では物価高や雇用不安、学歴社会で強いられる教育費負担などから、少子化に歯止めがかかっていない。統計庁が14日発表した推計によると、出生率は今年0.72となり、25年に0.65で下げ止まると見通した。