石破茂首相、相次ぐ強盗事件受け防犯体制強化へ パトロールや広報拡充表明
石破茂首相は22日、首都圏で相次ぐ強盗事件を受けて、被害のさらなる拡大や「闇バイト」などを通じて犯行に加担することを未然に防ぐために、SNS（ソーシャルネットワークサービス）上での広報体制やボランティアによるパトロールなど防犯体制の拡充を今年度補正予算で検討する取り組む考えを示した。首相は「（連続強盗事件の）被害がないように、政府として万全を尽くしたい」と話した。首相官邸で記者団の取材に答えた。 一方、首相は自民党本部に火炎瓶のようなものが投げ込まれ、首相官邸前の柵に車が突っ込んだ事件について「民主主義が暴力に屈するということになりかねない。選挙は予定通り進める」との考えを重ねて強調。「選挙がきちんと遂行されるように万全を期す」と語った。
