センバツ高校野球 能代松陽、秋田に帰還 3回戦惜敗 空港客「誇らしい」 /秋田
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場した能代松陽(秋田)の選手らが29日、甲子園から秋田に帰還した。秋田空港では居合わせた客らが拍手を送った。 能代松陽は初戦で石橋(栃木)に3―0で勝利。3回戦は優勝候補の大阪桐蔭(大阪)と投手戦の末、0―1で惜敗した。工藤明監督は「(勝ち進み)今日も試合をしたかった。悔しいがこの経験を生かしたい」。大高有生主将(3年)は「(大阪桐蔭戦は)1点差だったが実力差は大きい。夏には甲子園に戻り日本一になれるよう戦いたい」と誓った。 好投した森岡大智投手(3年)の保護者の友人で北秋田市の団体職員、桜田藤子さん(46)は「テレビで観戦し誇らしい気持ちになった。お疲れさまと伝えたい」とねぎらった。【猪森万里夏】