最高傑作『ザ・ダウンワード・スパイラル』からインスパイア。

ドクターマーチンがナイン・インチ・ネイルズ（略称「NIN」）とのコラボレーションモデルを7月19日（金）に発売する。ナイン・インチ・ネイルズは、メイン・コンポーザーのトレント・レズナーを中心としたバンドで、1990年代に隆盛を迎えたインダストリアル・ロックバンドの中心的な存在だ。 【写真の記事を読む】最高傑作『ザ・ダウンロード・スパイラル』からインスパイア。

NINは、公開中の映画『チャレンジャー』の音楽を手掛け、今年は「GQ Global Creativity Awards」を受賞するなど、活発な活動で改めて注目を集めている。 そんなNINとドクターマーチンとのコラボレーションは、発売30周年を迎えた最高傑作『The Downward Spiral(ザ・ タウンワード・スパイラル)』からインスピレーションを得たデザインをドクターマーチンのアイコンに落とし込んでいる。 ラッセル・ミルズが手がけたアルバム『Wound』のアートワークがプリントされた「1460 8 ホールブーツ」は、ブラックとホワイトを基調としたデザインが特徴。ブランドロゴ入りのサイドジップや取り外し可能なジャングルフロントジップなど、複数のジッパーオプションを備え、アッパーのバックハンドレザーとスムースレザーに対して、ラバーグレインのトリムとトウキャップがインダストリアルな美しさと手触りの良さをあわせ持つ。ハードなコマンドトレッドソール に、ブラックのウェルトステッチが施され、NIN と『The Downward Spiral』 のデザインが随所に反映されている。 「1461 3 ホールシューズ」は、NIN のエンボス加工が施されたラバーグレインのトウキャップと、ドクターマーチンのクラシックなブラックスムースレザーとバックハンドレザーのアッパーのコンビネーションが特徴。アルバムのインナー アートに使用されているアイコニックな「Crystal Teeth」モチーフと、『The Downward Spiral』のプリントがさりげない光沢で施されている。 「1490 10 ホールブーツ」は、ワイルドで奔放なライブパフォーマンスへのオマージュとして、バンドのライブ前の儀式でコーンスターチまみれになることからインスパイアされたカスタムプリントが施されている。 近年はヴィンテージTシャツでも高騰しているNINのアイテムは、ファンならずとも手に入れたいコラボレーションだ。