前田幸長氏「こんなに良くない有原を見るのは今年初めて」得意のロッテ戦で5回5失点
○ ロッテ 6 - 2 ソフトバンク ● <22回戦・ZOZOマリンスタジアム> ソフトバンクの有原航平が30日のロッテ戦に先発し、5回・97球、9被安打、5失点で6敗目を喫した。 有原は日本ハム時代から対ロッテ戦11連勝中と得意の相手だったが、2回に二死走者なしから安田尚憲、藤原恭大の適時打で2点を失う。 30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ロッテ-ソフトバンク』で解説を務めた前田幸長氏は2回の失点に「2アウトランナーなしからですよね、有原らしくないですよね。少しボールが先行したりしている部分が、(ロッテ打線を)手伝ってしまっているかなという気がしますね。(ボールが)中には入っていますね。中に入れなきゃいけないカウントを作ってしまっている。3ボール1ストライク、もう一つ言ったところが甘く入ってしまっている。代名詞のチェンジアップでストライクが取れていない」と指摘。 ピリッとしない有原は3回にポランコに適時打、4回にも藤岡裕大の適時二塁打など、4回までに5点を失う苦しい展開。5回も無失点に抑えたが、一、三塁のピンチを招くなど、らしくない登板だった。 前田氏は試合後、有原の投球に「こんなに良くない有原を見るのは今年初めてですね。前回のロッテ戦で完封はしているものの、6失点、5失点のようなゲームが8月はポツポツありましたので、本当に勝負の8月、9月、ゲーム差に余裕があるとはいえ、有原も疲れてきたかなと感じる投球内容でしたね」と心配した。 (ニッポン放送ショウアップナイター)
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