ドラグーンをつけた状態での可動にも期待! 「METAL ROBOT魂 レジェンドガンダム【#魂ネイション2024】
「TAMASHII NATION 2024」に「METAL ROBOT魂 レジェンドガンダム」が出展されたことに喜びの声をあげるファンは少なくないのではないだろうか。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で印象的なメカが、ついに「METAL ROBOT魂」に登場するのだ。 【画像】デスティニーガンダムの兄弟機であるレジェンド。デザインに共通ポイントがいくつもある レジェンドガンダムは、番組後半、主人公の1人シン・アスカの仲間であるレイ・ザ・バレルが駆る最新鋭のMSである。最大の特徴は本体から分離しオールレンジ攻撃を行うことができる「ドラグーン・システム」。この装備は前作「機動戦士ガンダムSEED」の「プロヴィデンスガンダム」の武装を改良したものだ。 今回、会場で「METAL ROBOT魂 レジェンドガンダム」の試作品を見ることができた。改めてしっかりとレジェンドガンダムの姿を見るといろいろな発見がある。カラーリングや兄弟機であるデスティニーガンダムとの共有点など、担当者も「今回改めて商品化されることでいろいろなところに気がついてもらえると思います」と語った。 胸のダクトの形状、ビームシールドなど装備やデザインがデスティニーガンダムと共通点を感じさせるデザインなのがわかる。また、「METAL ROBOT魂」になったことで、メッキ処理され独特の輝きを放つ関節など、リニューアルとなる「METAL ROBOT魂 ディステニーガンダム Re:Coordinate」と並べることで楽しさが増す仕掛けも込められている。 「METAL ROBOT魂 レジェンドガンダム」での注目ポイントはドラグーンを支える支柱。これまで「METAL ROBOT魂 ストライクフリーダムガンダム」などのドラグーンはすっきりとした細いアームで接続され浮遊する感じを出していたが、「METAL ROBOT魂 レジェンドガンダム」のエフェクトは激しい炎が吹き上がるような大きめのものになっている。 このほか会場では見せていないが、設定通りドラグーンが基部に接続状態でも動き、砲口を前方に向けたり、基部が大きく動くなど、プロヴィデンスガンダムのものから改良されているのがしっかりわかるとのこと。足側面のビームサーベルラックもきちんと表現しているので、こちらも期待して欲しいとのことだ。 映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のヒットで「SEED」シリーズのラインナップに勢いが増しているが、注目商品が「METAL ROBOT魂 ズゴック SEEED FREEDOM Ver. / キャバリア―アイフリッド」である。劇中話題となったアスラン・ザラが駆る"ズゴック"である。一見「機動戦士ガンダム」の「シャア専用ズゴック」にそっくりなデザインだが、こうして立体物を見ると様々な違いに気がつく。 腕の装甲板はもちろん、腰ユニットのバランスなども違い、腕や足と胴体のバランスも異なる。本商品に関しては現時点ではまだまだ試作段階で、これから詰めていくという。注目ポイントはズゴックの中にいる「インフィニットジャスティスガンダム弐式」の存在感。設定画でも取り上げていた足裏の表現はもちろん、いろいろなところに盛り込んでいくという。 先に発売されるガンプラの「HG 1/144 ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」は胴体の内部フレームに「インフィニットジャスティスガンダム弐式」がそのまま入っているというギミックでファンを驚かせたが、「METAL ROBOT魂 ズゴック SEEED FREEDOM Ver」ではどのようにするか注目して欲しいとのこと。また、背中のリフターは本商品にきちんと同梱する予定とのことだ。キャバリアーも非常にリッチな仕様であり、人気を集めるのは必至だろう。 今回、「METAL ROBOT魂ストライクフリーダムガンダム Re:Coordinate」の発売時期が発表されたが、近日「デスティニーガンダム」のスケジュールも明らかになり、「レジェンドガンダム」も並べて飾れる日が来るという。「ズゴック」は今回参考出展だが、「SEED」シリーズの盛り上がりに大いに期待したい。 (C)創通・サンライズ
HOBBY Watch,勝田哲也