おにぎり食べて世界の給食支援 京都市内の中高生
おにぎりの写真を投稿することで、給食を食べられない世界の子どもたちに給食を届けるというプロジェクトに、京都市内の中学・高校が参加しています。これは、世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人のプロジェクトの一環で行われ、おにぎりを持った写真をSNSに投稿すると、協賛企業からアフリカやアジアの給食が不十分な国や地域に5食分が寄付される仕組みです。京都市右京区の京都先端科学大学付属中学・高校では、高校の国際コースの生徒が主導し、9年前からこのプロジェクトに参加しています。昼休みになると、中学生や高校生、教員が集まり、自分で握ったおにぎりなどを持って笑顔で写真を撮りました。このほか関連企画として、カレー粉をまぶしてインドの国民食・ビリヤニ風に仕上げたおにぎりなどを販売し、海外の食文化にも興味を持ってもらおうと工夫をこらしています。 【音】京都先端科学大学付属高校の生徒 「(プロジェクトを)始めた当初と比べて、学校や生徒ひとりひとりが協力する体制がとれている。もっと日本中や世界中の人々に知ってほしい」 国際コースの生徒らは、29日からの4日間で600枚の写真を投稿し、3000食を現地に届けたいとしています。