5店舗で150人以上が売春か、松島新地の経営者ら再逮捕 ホスト支払い困難女性も
大阪市の歓楽街「松島新地」の料亭で売春を仲介したとして大阪市西区新町の風俗店経営、奥田干城容疑者(31)らが逮捕された事件で、奥田容疑者らが経営する料亭5店舗で、延べ150人以上の女性が働いていたことが5日、大阪府警への取材で分かった。 【写真】売春防止法違反の疑いで捜索した松島新地の料亭から押収物を運び出す大阪府警の捜査員 府警は5日、売春防止法違反(場所提供業)の疑いで、奥田容疑者ら男女5人を再逮捕したと発表。5店舗で働いていた女性の中には、奥田容疑者が経営に関与していた大阪・ミナミのホストクラブ「SWAMP」に通い、支払いが困難になった客もいるとみられ、全容解明を進める。 府警によると、再逮捕されたのは奥田容疑者の他、祖母の多佳子容疑者(77)、母の信子容疑者(52)らで、松島新地で、「天姫」「千姫」「ピノ」など5店舗を経営していたという。 再逮捕容疑は、共謀して、4~10月、松島新地の料亭で従業員の女性が男性客に売春を行うと知りながら、場所を提供することを業としたとしている。府警は5人の認否を明らかにしていない。