メイショウハリオ ドバイワールドCも出走できず帰国
「有力馬次走報」(27日) 有力馬の次走報は「うま屋ギガ盛り」にお任せ!東西トレセンで連日取材を続ける取材班が最新情報をお届けします。 ◇ ◇ ◆サウジCを出走取消となったメイショウハリオ(牡7歳、栗東・岡田)はドバイワールドC(3月30日・UAEメイダン、ダート2000メートル)も出走できず、帰国することになった。岡田師が「歩様に違和感があり、万全で使えないという判断から無理しなかった。ドバイワールドC出走に切り替えたが、ドバイへ移動する前日に主催者より取り消した馬は使えないルールだと言われて断念することに。次走は国内になるけど、白紙。帰国後の様子を見てから決めたい」と説明した。 ◆24日の小倉3Rで落馬負傷した佐々木大輔騎手(20)=美浦・菊川=は、27日に改めて精密検査をした結果、胸椎骨折と診断された。佐々木は27日の小倉競馬場の朝調教にも騎乗して早期復帰に向けて意欲的だったが、無念のドクターストップに。師匠の菊川師は「痛みがなかったようですし、検査の結果に本人もショックを受けていました。(復帰までに)2、3カ月はかかりそうです」と容態を説明した。 ◆ドバイシーマクラシック(3月30日・メイダン、芝2410メートル)で初の海外遠征に挑むジャスティンパレス(牡5歳、栗東・杉山晴)はモレイラとのコンビが決定。 ◆サウジカップ12着のレモンポップ(牡6歳、美浦・田中博)は、ドバイへの遠征は取りやめ28日に帰国する。田中博師は「ここまで走らないと、馬場が合わなかったとしか…。レース後カイバをバリバリ食べていたので、走り切ってない」と話した。次走は帰国後の様子を見て決める。また、ネオムターフカップで11着だったハーツコンチェルト(牡4歳、美浦・武井)も28日に帰国。競馬学校で輸入検疫後、ノーザンファーム天栄で着地検疫の予定。 ◆4戦無敗でオープン入りしたヤマニンウルス(牡4歳、栗東・斉藤崇)は、平安S(5月18日・京都、ダート1900メートル)で重賞に初挑戦する。「重賞でメンバーも強くなりますが、この馬もポテンシャルは相当高いので」と斉藤崇師。 ◆フェブラリーS4着のタガノビューティー(牡7歳、栗東・西園正)は、かしわ記念(5月1日・船橋、ダート1600メートル)へ。同レースに向かうキングズソード(牡5歳、栗東・寺島)は、モレイラとの再コンビが決定。 ◆日経新春杯2着のサヴォーナ(牡4歳、栗東・中竹)は阪神大賞典(3月17日・阪神、芝3000メートル)へ。 ◆阪急杯を制したウインマーベル(牡5歳、美浦・深山)は高松宮記念(3月24日・中京、芝1200メートル)へ。所属するウインレーシングクラブが27日、公式Xで発表。