「すみません。サインはちょっと…」来日の大谷翔平通訳ウィル・アイアトン氏にファン殺到も実直対応
MLBファンが待っていたのは……
11月29日、’22年に5年総額1億ドル(約150億円)で契約したフィラデルフィア・フィリーズの主砲、ニック・カステヤノス(32)の妻がSNSに家族で箱根を訪れていたことを報告し話題を呼んだ。そんな中、ある球団職員にも注目が……。 【ハニカミ笑顔】すごい!ボールにサインをねだられるとハニかんだ笑顔を見せたアイアトン氏 11月下旬の夜、東京ドーム(東京・文京区)に隣接する東京ドームホテルロビーは多くの野球ファンで賑わっていた。彼らの手にはサイン色紙が握られている。そこに現れたスリムな体型の男性に、ファンたちは一斉に駆け寄っていった。ロサンゼルス・ドジャースの球団職員で、大谷翔平(30)の通訳を務めたウィル・アイアトン氏(35)である。 「この数日前、アイアトン氏が東京ドームで行われた『WBSCプレミア12』の日米戦をスタンドで観戦する姿がテレビの生中継で映し出され、SNSで大きな話題になっていました。この日は、アメリカ対ベネズエラ戦だったので、ファンもドームホテルに現れるのではないかと待ち構えていたようです」(スポーツ紙記者) ◆ツーショット撮影は笑顔も…… アイアトン氏は、アメリカ人とフィリピン人のハーフで、東京都生まれ。15歳まで日本で過ごした。野球選手としては、’13年のワールドベースボールクラシック予選でのフィリピン代表に選ばれ、同年には、テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んでいる。 「’16年に前田健太投手(現在はデトロイト・タイガース所属・36)の通訳としてドジャースに参加。データ・コーチやパフォーマンス・オペレーションを担当していました。’24年の開幕直後に発覚した水原一平元通訳の不祥事後から大谷の通訳を担当したことで日本のファンも注目。礼儀正しく真面目な性格で、淡々と大谷選手の通訳をする姿が人気を博しています」(前出・記者) 大谷ではなく自らがファンのサイン攻めにあったアイアトン氏は、ファンの熱量に少し圧倒されながらもツーショット撮影には笑顔で応じていた。ただ、サインだけは 「すみません。サインはちょっと……」 と流暢な日本語で、実直な彼らしく丁寧に断っていた。 来季も大谷と共に、ファンを沸かせてくれることだろう──。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://x.com/FRIDAY_twit
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