【フィリピン】マニラウオーター、太陽光で炭素2600トン減
フィリピンのマニラ首都圏東部などで水道事業を手がけるマニラ・ウオーター(MWCI)は8日、今月中に浄水場など3カ所に太陽光発電システムを設置すると発表した。二酸化炭素(CO2)の年間排出量約2,564トンの削減につなげる。 太陽光発電システムを設置するのは、首都圏近郊リサール州カルドナ町のカルドナ浄水場、首都圏サンフアン市のサンフアン事務所、首都圏ケソン市の東ラメサ浄水場の3カ所となる。 発電容量は、カルドナ浄水場とサンフアン事務所が各1,000キロワットピーク、東ラメサ浄水場が500キロワットピークとなる。 マニラ・ウオーターは2023年11月、マレーシア系の太陽光発電業者ディトロリック・エナジー・フィリピンと15年間の建設・運営・譲渡(BOT)および電力購入契約を交わした。