低レベル放射性廃棄物を積んだ輸送船が出発 島根原発から青森県の専用施設へ 今回の廃棄物の量は200リットルのドラム缶800本分
日本海テレビ
島根原発で発生した低レベル放射性廃棄物を積んだ輸送船が11月12日、青森県の専用施設へ向け出発しました。 11月12日午前11時ごろ、船に積まれた低レベル放射性廃棄物が島根原発から出発しました。島根原発の工事などで発生した配管やプラスチックなどの廃材がモルタルで固められていて、その量は200リットルのドラム缶、800本分になります。 中国電力は当初、11月5日に輸送する予定でしたが、しけのため延期となっていました。出発した低レベル放射性廃棄物は、青森県六ケ所村の日本原燃「低レベル放射性廃棄物埋設センター」へ運ばれる予定です。 島根原発からの低レベル放射性廃棄物の輸送は、23回目となりますが、9月末時点でドラム缶約3万9000本に相当する廃棄物が原発構内に残されています。
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