【高校バスケ】第3シード昭和学院、37年ぶりの頂点へ好発進 PG前田珠涼が18得点
<ウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:昭和学院68-64京都両洋>◇24日◇女子2回戦◇東京体育館 【組み合わせ】ウインターカップの勝ち上がり表 第3シードで登場した昭和学院(千葉)が京都両洋との激闘を制し、87年以来37年ぶりの頂点に向けて好発進した。 第1クオーター(Q)はオフェンスの要であるPG前田珠涼(みすず、3年)が18得点と爆発し、23-18と上々の立ち上がりを見せたが、第2Qには攻撃が停滞。8得点に抑えられている間に逆転を許し、前半を31-32で折り返した。 第3Q序盤も、うまく攻撃が回らず、一時9点差をつけられたが、残り2分55秒、前田の3点シュート(3P)を皮切りに反撃開始。PF山下笑伶奈(3年)が相手の留学生に負けじと体を張り、ゴール下を切り開いて得点を重ね、外からはPG藤松柚乃(2年)がリングを射止めた。第3Qを終えて49-47と逆転し返した。第4Qも一進一退の攻防を繰り広げたが、執念で勝利をもぎ取った。