買い物客（左）にマイバスケットをＰＲする生徒

　福島県と福島西高による協働プロジェクトキャラクター「エシカル博士」をあしらってイオンが商品化したマイバスケットの販売会は「環境の日」の５日、福島市のイオン福島店で開かれ、デザインに関わった生徒５人が来店客にＰＲした。 　デザイン科学科３年の近野優菜さん、石井文平さん、斎藤妃那さん、村田奈那さん、渡辺美波さんが参加し、緑、ピンク、黒の３色のバスケットを手に購入を呼びかけた。 　マイバスケットはイオンが県との包括連携協定に基づいて企画し、県が福島西高にデザインを依頼した。環境に配慮した消費行動「エシカル消費」を啓発するエシカル博士をあしらい、商品棚からの「手前取り」や物の再利用の重要性などを訴えている。限定３３０個を県内のイオン、イオンスタイル、イオンスーパーセンターの計９店舗で販売中。 　中心になってデザインした石井さんは「自分の関わった商品が販売され、うれしい。エシカル消費を身近に感じてほしい」と話した。

（県北版）