「呪術廻戦」連載完結 コミックスはシリーズ累計発行部数1億部突破 最終巻の発売日も発表
芥見下々氏の漫画「呪術廻戦」が、9月30日発売の「週刊少年ジャンプ」44号(集英社刊)で6年半にわたる連載が完結を迎えた。さらに、コミックスがシリーズ累計発行部数1億部(デジタル版含む)を突破したことも発表された。 「週刊少年ジャンプ」44号に掲載された最終話は、特大センターカラー21ページ。さらに同号には、とじこみ付録として、芥見氏の直筆メッセージと描き下ろしイラストを収めた「『呪術廻戦』連載完結記念!! 最終回メモリアルポストカード」が付属。「『呪術廻戦』の最終話まるごとデジタル原稿プリントmini」の応募者全員サービスも実施される。 ※全員サービスの応募者負担金は3850円(税込み・国内発送費・手数料含む)。 10月15日発売の「週刊少年ジャンプ」46号でも、「コミックス0~30巻全キャラホロクリアカード!!」の応募者全員サービスが行われる。 10月4日には最新コミックス28巻が発売され、12月25日には29巻と最終巻となる30巻が同時発売。コミックス28巻の発売を記念して、第4回キャラクター人気投票のトップ3(五条悟、虎杖悠仁、伏黒恵)のフレークシールシートが一部書店で配布される。 また連載完結をうけて、テレビアニメ「呪術廻戦」第2期の御所園翔太監督がお祝いイラストとコメントを寄せている。 【御所園翔太(ごしょぞのしょうた)監督コメント】 「もしや自分には才能が有るのでは。」と思い動画としてアニメ業界に入ったが1年程で挫折し辞めた。 その後呪術廻戦の連載は始まった。 自分が見て育ったものが詰まっている作品だった。同年代の作者であることを悟った。 絵がうまい人の腕を食べれば絵がうまくなるというが、虎杖は人の指を食べて強くなった。 そこまでのガッツや聡明さは自分にはなかった。 幸いSNSを通じて原画としてアニメの仕事に復帰することができた。 少しして仕事場の友人と回転寿司屋に居る時、その友人宛に呪術廻戦の原画の依頼のメッセージが届いた。 「好きな漫画だから俺やるって返事しておいて」と友人に頼んだ。アニメ呪術廻戦に関わったのはそこからだった。 1期は朴さんが監督だった。 大変そうだという理由で受けるか迷ったが、コンテ/演出の仕事を初めてもらえた。 その時は、自分が2期の監督をすることになるとは全く思っていなかった。 監督は大変な仕事だった。 呪術廻戦の作業をしている間、芥見先生の仕事に思いを馳せることもあったが単純な物量だけでもはかり知れなかった。 6年半もの間、週刊で漫画を描き続ける仕事というのはどんなものなんだろう。 どれだけ大変な仕事なんだろう。 その呪術廻戦が終わる。 芥見先生、本当にお疲れ様でした。 御所園翔太