自転車ながらスマホの罰則強化「ふらついて怖い」画面操作しながら運転する人も… 鹿児島
操作が不安定になってふらつきが見られ、人形に衝突。赤信号を見逃してしまいました。ドライバーの視線を緑の線で示すと、ほとんどがスマホに向いていることが分かります。 危険な自転車のながらスマホ。全国で発生した事故の件数です。 10年前は66件でしたが、去年は139件と、2倍以上に増えています。 県警によりますと、県内でも去年は2件確認されていて2人がけがをしています。 (県警本部交通企画課 高良幸男課長補佐)「当然、自転車に乗る時はスマホをしない。電話が来たから出るとかではなく、自転車乗車中は携帯電話には出ないという心がけも必要」 免許のいらない、手軽な移動手段の自転車。命を守るために、乗る人の自覚がこれまで以上に求められます。 今回の法改正で、自転車の酒気帯び運転にも新たに罰則が設けられました。 飲酒して自転車を運転するおそれがあると知りながら酒を提供したり、飲酒運転の自転車に同乗したりした場合は、2年以下の懲役または30万円以下の罰金、自転車を提供した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
南日本放送