森林浴をしながら「ととのう!」空き家をリノベした『バレルサウナ』の魅力 家業を活かした“地元ならでは”のこだわりを
新潟放送
「うわー!本格的!!北欧に来た気分です!!!」 立冬を過ぎ、体も温まる話題です。 空き家を活用し、樽の形をした「バレルサウナ」を備えたサウナ施設が、新潟県新発田市にオープンします。 【写真を見る】森林浴をしながら「ととのう!」空き家をリノベした『バレルサウナ』の魅力 家業を活かした“地元ならでは”のこだわりを 北欧で生まれの「バレルサウナ」。 11月16日にオープンする『Sui』の広大な敷地にずらりと並べて設置されたのは全部で5台。 この施設は、香港で日本酒の販売やレストラン事業を行っている「AHEAD OF THE CURVE」が運営するもので、受け付けなどをする建物は空き家をリノベーション。 趣を残しながらも、外は木の温もりを感じられる新たな空間が広がります。 「私の家業が大工でして、木を扱う技術があったわけですよね。だけどもなかなかこのご時世に、新しい家を作ろうというニーズがないので、最近日本全国で流行っているサウナを作ろうと…」 実は、社長の熊谷幹樹さんは新発田市の出身。 バレルサウナを新発田杉で作り、サウナストーンは新発田城の城壁と同じものを使用しているということで、まさに新発田ならではのサウナです。 “新発田ならでは”のサウナの温度は、最大110℃。 もちろんロウリュも…。 十分に温まった後の“水風呂”には井戸水を利用していて、水温は15℃。 肌への刺激が少ない軟水です。 そして、もう1つの魅力が『森林浴』です。 【AHEAD OF THE CURVE 熊谷幹樹社長】 「こういった大自然の中でサウナをすること自体が、なかなかとても稀有な体験だと思う。サウナを体験するとともにこういった新潟の田園風景を見ていただくと、より新潟の良さが伝わると思う」 寒い季節に、自然に囲まれた贅沢な時間が流れる中で、心身ともに温まる『バレルサウナ』は格別でした。 熊谷社長は「この施設には全部で3200坪の広さがあり、2025年春には宿泊型のレストランも併設させたい」とも話していて、新たな地方活性化につながることが期待されます。
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