霞ヶ関キャピタル、冷凍自動倉庫「(仮称)LOGI FLAG TECH 東扇島Ⅰ」着工 2026年夏の竣工予定
霞ヶ関キャピタルは11月1日、冷凍自動倉庫「(仮称)LOGI FLAG TECH 東扇島Ⅰ」(神奈川県川崎市)の建設に着工したと発表した。「自動化」の要素を備え、労働力不足や冷凍温度帯での就労環境の改善に対応する。 【施設計画の概要】 霞ヶ関キャピタルは、冷凍冷蔵倉庫の老朽化・保管容積の逼迫・環境問題に対するフロンガス規制・過酷な労働環境に伴う人手不足など、物流業界のさまざまな課題の解決を目指す次世代型物流施設「LOGI FLAG」を展開している。 このほど、神奈川県川崎市において、冷凍自動倉庫「(仮称)LOGI FLAG TECH 東扇島Ⅰ」の建設に着工した。物流業界における慢性的な問題である労働力不足や冷凍温度帯での就労環境の改善に対応すべく、新しい物流ソリューションを実現する手段の1つとして「自動化」の要素を加えた冷凍倉庫となる。 敷地面積は1512.5坪、延床面積は6284.98坪。冷凍・冷蔵物流施設が集積する東扇島湾岸エリアにおいて首都高速湾岸線「東扇島IC」より約2.0kmの好立地に位置し、関東全域をカバーする配送拠点や輸出入貨物の集約拠点として高い利便性を有し、2026年夏の竣工を予定している。 「(仮称)LOGI FLAG TECH 東扇島Ⅰでは、2030年のフロン規制を見据え、 CO₂、およびアンモニアを用いた自然冷媒による冷凍機の設置、屋上には太陽光発電パネルの設置を予定しており、再生可能エネルギーを用いて施設内に電力供給が行える環境への配慮がなされた施設計画となっている。
日本ネット経済新聞