【中島健人・キタニタツヤ】アニメ『【推しの子】』主題歌が話題の「GEMN」に迫る!大学時代のエピソードも
大学ではあまり 友達が増えませんでした(笑)。
――ノンノ読者は大学生が多いだけに、お二人がどんな大学生だったのかも気になります。 キタニ そりゃあ、中島さんはキャーキャー言われちゃってたんじゃないんすか?(笑) 中島 キャンパスでもスーパーアイドルだったよね(キリッ) キタニ ははははは‼︎ 真顔で言わないで!(笑) ――ちなみに、世間では「教室で友達が今からバイトにいってくるわと言ったら、中島健人はオレもMステ行ってくると言った」なんて噂がまことしなやかに流れていますが、あれは本当なんですか? 中島 本当ですね(キリッ)。友達から「カラオケに行こうぜ」と誘われては「今から音楽番組に歌いに行くんだよ」と断ったり……。そういうことはよくあった(笑)。 キタニ かっこ良すぎるでしょ、それ!(笑) 中島 でも、やっぱり友達は作りづらかったよ。本当に仲良くなれたのは、今も付き合いのある数人の友達だけ。サークルも入れなかったし、飲み会も行けなかったし、オレ、友達の家でたこ焼きパーティーもしたことないんだから!(笑) キタニ じゃあ、今しよう。うちにたこ焼き器あるから、すぐにしよう!(笑) 中島 キタニ君はどうなの。東大のキャンパスライフはどうだった? キタニ 実は、僕も大学では数人しか友達ができなかったんだよね。やっぱり東大って、そこを目指して必死に勉強してきた人がほとんどだから。人間が極端に偏りがちなんですよ。僕はその中に上手く馴染めなかった。また、本格的に人前で音楽を発表することを始めたのは大学に入ってからだったから。音楽やインターネットを通じて知り合った同好の士との繋がりのほうが楽しかった。それまで周りの友達とは共有できなかった「え、このバンド知っているの?」「あの曲、最高だよね」なんて会話が楽しくて仕方がなかったんだよね。 ――大学ではちょっと浮いた存在だったのもまた、二人の共通ですね(笑)。ちなみに、大学には行ってよかったと思っていますか? 中島 僕自身、人生に学歴はあまり関係ないと思っているんです。ただ、さっきキタニ君も言っていたけど大学に進学することで“手札”が増えるというか。いろんなことを学べたし、芸能界だけにいたら経験できなかったことも経験できた。知見は確実に広がるから、それはやっぱり経験してよかったと思うよね。 キタニ 能動的に、主体的にする勉強は大学から始まると思うんです。高校まではなんとなく教科書の内容を頭に入れて“受験のため”に勉強をするけれど、大学から自分の好きなこと、知りたいことを学んでいくっていう。だからこそ、本当の“学ぶ楽しさ”に気づくことができる。自分の中に知識を入れることの豊かさを知れたのは、僕もよかったなって思っています。 ジャケット¥110000・シャツ¥29700/Taiga Igari パンツ¥30800/SON OF THE CHEESE