「後悔している」「申し訳ない」久保建英、実父の“最も重要な教訓”に背いた行為を謝罪「からかうつもりはなかった」
「何よりもライバルをリスペクトするようにと言っていた」
レアル・ソシエダのMF久保建英が、『フランス・フットボール』誌に掲載されたインタビューの中で、昨シーズンのダービーで披露したゴ―ルセレブレーションについて詫びた。スペインの大手紙『AS』が伝えている。 【動画】宿敵ファンが批判。久保建英が謝罪したゴ―ルパフォーマンス 謝罪したのは、昨年の9月30日に開催されたラ・リーガ第8節、宿敵アスレティック・ビルバオとのバスクダービー(3-0)で話題となったゴールパフォーマンスだ。 48分、左サイドから送り込まれたボールを左足のダイレクトシュートでネットに突き刺した久保は、ハムストリングを痛めたような動きから、お尻を突き出して振るような仕草を見せたのだ。 他の海外選手を真似たこの動きついて、久保は「賭けだったんだ。ロッカールームで一番面白いチームメイトのアリツ・エルストンドが、『あんなふうに祝う勇気はない』と言っていた。だからゴールを決めたとき、僕はそうしたんだ」と説明。今の気持ちをこう表現した。 「少し後悔している。この出来事は話題になり、人々は笑ったけど、ビルバオのファンは気に入らなかったからね。彼らをからかうつもりはなかった」 23歳のレフティは、「父はいつも、勝敗にかかわらず、何よりもライバルをリスペクトするようにと言っていた。これは父が僕に与えてくれた最も大切なアドバイスだ。だから申し訳ない」と謝辞を述べた。 ダービーに強いだけに、ビルバオのサポーターからは目の敵にされてしまったようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部