【MLB】レッドソックスが逆転勝利で5割復帰 5回裏に一挙5得点 吉田正尚は左腕相手に出番なし
【フィリーズ6-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク
日本時間6月13日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでのフィリーズ3連戦の2戦目を迎え、先発のニック・ピベッタが3回までに4失点。しかし、中盤の3イニングで合計8点を奪って8対6で逆転勝利を収め、5割復帰を果たした。レッドソックス2番手のキャム・ブーサーがメジャー初勝利(2敗)を挙げ、6番手のケンリー・ジャンセンは10セーブ目をマーク。フィリーズ2番手のホセ・ルイーズに今季初黒星(1勝)が記録された。 【動画】レッドソックスのエンマニュエル・バルデスが勝ち越しの2点タイムリー二塁打を放つ(MLB.comより) 初回にブライス・ハーパーのタイムリーなどで2点を先制されたレッドソックスは、3回表にも2本のタイムリーで2点を失い、4点を追う展開に。4回裏にジェイミー・ウエストブルックの犠飛でまず1点を返すと、5回裏にはジャレン・デュランのタイムリーとタイラー・オニールの犠飛で4対4の同点とし、エンマニュエル・バルデスの2点タイムリー二塁打で一気に逆転した。6回裏にはデービッド・ハミルトンが4号2ランを放ち、8対4とリード。7回表と9回表に1点ずつを返されたが、8対6で逃げ切った。 前日に故障者リストから戦列復帰を果たしたレッドソックスの吉田正尚は、フィリーズ先発が左腕クリストファー・サンチェスだったためスタメンを外れ、最後まで出番なし。アレックス・コーラ監督は左腕サンチェスに対し、左腕キラーのロブ・レフスナイダーを右翼手として起用し、オニールを指名打者に入れた。今後も左腕相手にはこの形が基本となることが予想されるため、吉田が出番を増やしていくためには右腕相手の試合で結果を残し続けることが必要になりそうだ。