悠木碧×大塚剛央「距離感は近くなっているかも」 『薬屋のひとりごと』での再会を経て
『薬屋のひとりごと』第2期では猫猫×壬氏の関係性がさらに変化していく?
ーー第2期では「猫猫と壬氏の関係性がさらに変化していくのでは?」と楽しみにしている視聴者も多いと思います。お2人から見た第2期の見どころを教えてください。 悠木:ネタバレは避けますが、スタンスとして猫猫はあまり変わらないんですよ。今まで通りというか、身分の違いもあるので。その一方で、2期からは壬氏の身の回りのことや生い立ちのあたりが注目ポイントになってきますね。 大塚:猫猫が壬氏のことを少しずつ理解し始めていくんですけど、やっぱり一線は引いたまま……その「変わるのか変わらないのか」みたいなところが見どころになってくるんじゃないかなと思います。 悠木:それだけは間違いないです。あと新キャラクターじゃないんですけど、個人的には、大きくなっていく鈴麗ちゃんがかわいくて。よく「よその子って大きくなるの早いよね」って言いますけど、本当にその気持ちです(笑)。 ーー完全に親心ですね(笑)。 悠木:歩き始めた鈴麗ちゃんのことを、みんなが「うわー!」って見守る状況になっていって。今唯一のお姫様ですから、本当に大切な宝物なんです。そういった中で、猫猫の新たな一面も見られるんじゃないかな。あと、小蘭との関係性もぜひ楽しみにしていてほしいです。 大塚:僕としては、皇帝も鍵になるかと思います。 位の高い人たちの絡みは、やっぱり現場でも毎回少し空気が変わると、個人的には感じています。そういう意味でも、皇帝が出てくるシーンが注目ポイントかなと思います。 ーー第2期では新しいキャラクターも加わります。誰がどんな追加キャラを演じられるのかも楽しみですね。 悠木:『薬屋のひとりごと』の現場って、キャラクターの色と役者さんの個性がぴったり重なっているんですよ。もちろん、みなさんプロの役者なので“擬態”が上手なんですけど、この作品では他の現場以上に、キャラクターと役者さんの魂が近いように感じるんです。私自身、ずっと猫猫を演じ続けているからこそ、より深くシンクロしていかないと同じ土俵に立てない。だから気合も入るし、でもそれが嬉しくもあるんです。ゲストの方々のアプローチも素晴らしくて、毎回生で見せていただけることに、本当に感動してます。 大塚:毎回「この役はこの人しかいない」と思わされるキャスティングだと個人的に思います。そんな人たちが集まって、作り出される『薬屋のひとりごと』の空気感が本当に素晴らしいなと、いつも感じています。 悠木:すっごくわかります! まだ具体的には言えないんですけど、個人的には第2期のとあるキャラクターのキャスティングを聞いたときは「天才!」って思いました(笑)。第2期のキャスティングも本当にぴったりとしかいいようがない方々が揃っているので、皆さん放送を楽しみにしていてください。
すなくじら