グリズリーズ・河村勇輝（AP）

　◇NBA　プレシーズンマッチ　グリズリーズ124ー121ブルズ（2024年10月12日　ユナイテッド・センター） 　NBAグリズリーズの河村勇輝（23）が、現地時間12日（日本時間13日）プレシーズンマッチ3戦目となる敵地ブルズ戦で第1Qから途中出場し、プレシーズンマッチ3戦連続出場。プレシーズン最多8アシストそして2得点を記録して逆転勝利に貢献した。 　これまで2戦は第4Qからの出場だったが、この日は第1Qからチャンスが訪れた。 　第1Q残り5分30秒から途中出場。プレーメークが求められる中で、残り2分55秒には、この試合初のシュートとなる左ウイング付近からディープスリーを放つがエアボールで失敗した。残り1分35秒には左サイドからドライブインで侵入し、味方の得点をアシストした。さらに残り46秒にはノールックパスで2つ目のアシストをマークした。 　その後も司令塔としてアシストを重ねるなど躍動。河村は23分48秒出場でプレーシーズンそしてチーム最多8アシスト1スティール。シュートを5本試投。全て3Pシュートだったが5本失敗。得点はフリースローの2本のみの2得点に終わった。 　プレシーズン初戦となった現地時間7日のマーベリックス戦では第4Qに出場チャンスが訪れた河村。コートに立つといきなり3Pシュートを決めるなど積極的なプレーで存在感を示して、5得点3アシストをマーク。 　プレシーズンマッチ2戦目となった現地時間10日のホーネッツ戦で本拠地デビュー。残り9分5秒から出場すると、本拠地のファンからは大歓声が上がった。しかしこの試合ではシュートは3Pシュート2本含む4本試投したが全て失敗。 　無得点1アシストに終わり、河村は「入らなかったのは実力。反省点はいっぱいある」と悔しい言葉を並べた。今後に向けても「もっとアタックしないといけない。その辺の判断を成長させないと、NBAではやっていけない」と課題を挙げていた。