宇宙人を呼ぼう! 炎囲みUFO音頭 月刊ムー企画に700人、イタコの口寄せなども 青森・新郷村
未確認飛行物体(UFO)や超常現象をテーマにした体験型イベント「新郷村×ムー ミステリーキャンプⅢ」が14日、村内の間木ノ平グリーンパークで開かれた。月刊ムーの熱烈なファンら約700人(主催者まとめ)が青森県内外から訪れ、夜が更けるまで多彩なイベントを楽しんだ。 月刊ムーのコンテンツにアウトドア体験を絡めた個性的な企画は3年目となり、新メニューも用意された。津軽イタコ・阿保詠子さんによる口寄せには、故人と言葉を交わす神秘体験を希望する人たちの行列ができた。 「なりきり宇宙人コンテスト」には、思い思いのイメージでコスチュームや演出に工夫を凝らした10組が登場。宇宙人らしい身ぶりや意味不明の言葉が繰り出されるたびに、ステージ前の見物客が沸き返った。 恒例のスペシャルトークショーには月刊ムーの三上丈晴編集長(弘前市出身)、超常現象研究家・並木伸一郎さん、都市伝説研究家・宇佐和通さんが登場。イタコの阿保さんが飛び入りし、母を昨年亡くした三上編集長に「これからも、やりたいことを貫いていきなさい」とメッセージを告げる一幕もあった。 巨大なキャンプファイアの点火を合図にフィナーレの儀式がスタート。村のキリスト伝説にちなんだ盆踊りとされる「ナニャドヤラ」、宇宙人を呼ぶ「新郷UFO音頭」の輪に来場者が次々に加わり、UFOを探して夜空を眺めながら歌と踊りに酔いしれた。