山梨学院の迫結哉外野手（２年）＝甲府市砂田町の山梨学院砂田球場で２０２３年３月７日、竹田直人撮影

　◇緊張をほぐしたい　迫結哉外野手（２年） 　「今の自分ができる仕事は、試合中に大きな声を出すこと」 　昨春、左足の前十字靱帯（じんたい）を断裂する大けがをして、手術を受けた。練習に復帰できたのは２月に入ってから。「ぎりぎり間に合ったが、まだまだ本調子ではない」と明かすが、「ベンチワークに集中して、レギュラー陣の緊張をほぐしてやりたい」と前向きだ。 　代打での出場は諦めてはいない。「甲子園では相手投手の球筋をしっかり観察して、出番を待ちたい」 　◇伸びある直球磨く　宮崎海翔投手（１年） 　決め球は「空振りの取れる真っすぐ」。中学時代、審判から「回転数の高い伸びのある直球だ」と声を掛けられ、以来、その質を磨いてきた。ツーシームやカットボールを投げるのも、生命線の直球を生かすためだ。 　昨春のセンバツではベンチ入りしていたが、直後に制球が悪くなり夏はメンバーを外れた。１年かけてフォームなどを改善してきたといい、「今の調子は万全。少しでもチームの勝利に貢献したい」と力を込める。 ……………………………………………………………………………………………………… 　「選手紹介［１］～［９］」は旧学年で表記しました。