（左から）前田公輝、遠藤雄弥、西田尚美、山中崇、宇野祥平、駿河太郎、木野花、田中哲司、原日出子、松重豊 ©︎2024 映画「正体」製作委員会

　11月29日に公開される横浜流星主演映画『正体』の追加キャストとして、前田公輝、原日出子、西田尚美、松重豊ら13名が発表された。 【写真】横浜流星、吉岡里帆、SixTONES 森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之を捉えた『正体』ビジュアル 　本作は、染井為人による同名小説を映画化するサスペンスエンターテインメント。　『余命10年』『青春18×2 君へと続く道』などの藤井道人が監督を務めた。 　日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公の鏑木（横浜流星）。沙耶香（吉岡里帆）は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也（森本慎太郎）は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞（山田杏奈）は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫（山田孝之）は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは。彼は、凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか。 　必死の逃走を繰り広げ、5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木を演じるのは、2025年のNHK大河ドラマの主役にも抜擢された横浜。そのほか、吉岡里帆、森本慎太郎（SixTONES）、山田杏奈、山田孝之らが共演に名を連ねた。 　新たに出演が発表されたのは、横浜演じる逃亡犯・鏑木の運命を左右することになる登場人物を演じるキャスト陣。 　藤井監督作品『余命10年』にも出演した松重は、鏑木を執拗に追う又貫の上司である警視庁の刑事部長を演じる。前田は、又貫の部下の刑事役に。『余命10年』で松重と夫婦役を演じた原は、鏑木が起こした一家殺人事件の遺族に、西田はその妹に扮する。また、事件の鍵を握る謎の男役で山中崇、鏑木の過去を知る養護施設の園長役で木野花が出演する。 　さらに、鏑木が日雇い労働者として働く大阪の建設現場のパワハラ社員を駿河太郎、吉岡演じる沙耶香の父親を田中哲司、東京で鏑木がライターとして働く会社の上司でネットニュースの記者を宇野祥平、長野で鏑木が働く水産加工工場の社長を遠藤雄弥が演じるほか、田島亮、宮﨑優、森田甘路も出演する。