有毒の“ツキヨタケ”を“きのこラーメン”に…ヒラタケと思って食べた70代男性が吐き気・おう吐・下痢の症状
新潟県は11月29日、上越保健所管内で、有毒のツキヨタケをヒラタケだと思って誤食した70代男性が食中毒になったと発表しました。男性は下痢などの症状が出ましたが、回復しているということです。 【関連】アニサキス食中毒に注意!家庭調理のポイントは鮮魚の“早めの内臓処理” お酢や醤油はアルコールで死滅できない 食中毒の症状が出たのは、70代男性です。 県によりますと、男性は11月26日に上越市の山中でヒラタケと思って採取したキノコを28日正午ごろ、自宅できのこラーメンに調理して1人で食べたところ、午後3時頃から吐き気やおう吐、下痢などの症状が出て、午後7時ごろに医療機関を受診しました。 医療機関が撮影した未調理のキノコの写真を専門家が確認したところ、有毒のツキヨタケであることが判明。男性の症状がツキヨタケによる中毒症状と一致することなどから、ツキヨタケによる食中毒と断定したということです。 また、男性の症状は回復しています。 県は種類の判定ができないキノコは「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」よう呼びかけています。
NST新潟総合テレビ