原爆ドームと“被爆ピアノ”「平和への気持ちはアメリカも同じ」米出身のピアニストが元日に生演奏
中国放送
2025年は、原爆投下から80年の節目の年です。広島市の原爆ドーム前では1日、平和を願う「被爆ピアノ」の演奏会が開かれました。 【写真を見る】原爆ドームと“被爆ピアノ”「平和への気持ちはアメリカも同じ」米出身のピアニストが元日に生演奏 日本在住でアメリカ出身のピアニスト「ジェイコブ・コーラー」さんです。 ピアノは1945年8月6日、爆心地から2.6キロほど離れた民家で被爆しました。 ピアニスト ジェイコブ・コーラーさん 「いつも通りの雰囲気で弾きたい。平和を願って演奏することが大事」 日本の美しい風景をうたった「荒城の月」など、なじみある名曲も披露されました。 ピアノ調律師(被爆2世)矢川光則さん 「平和を願う気持ちは、アメリカも日本も同じ。核兵器を80年を機になくしたい」 訪れた人たちは、被爆ピアノの美しい音色にゆっくりと耳を傾けてました。
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